食欲を抑える素晴らしい対処法

三度さんど、きちんとした食事を摂っていれば時間がくるとお腹が鳴りだすものですが、これが理想的な食のリズムと言うものです。
一方、街を歩いていて漂ってきた焼肉の匂いにつられて店に飛び込んでしまうのは嗅覚が反応してしまった食欲で、いわば偽の食欲です。
満腹状態の食後なのにデザートに出てきたスイーツを見て、再び生唾が出てしまうのは、視覚からくる偽の食欲です。
愛し合った人との悲しい別れに耐えられず、一日中なにかを口にしてしまうのも偽の食欲で、これは失恋というストレスが原因ですよね。

このように私たちの周りには偽の食欲を呼び覚ます、甘い誘惑が満ち溢れています。
こうした誘惑に耐える精神力を身に着けたいものですが、気持ちだけで持ちこたえようとしても返ってストレスの原因になってしまうだけです。
体の中から自然に食欲を抑える素晴らしい対処法があります。
それは30~60分程度の有酸素運動を取り入れることです。
ジョギングや犬の散歩、水泳などの軽く汗をかく程度の運動です。
なぜこれが有効なのかというと、有酸素運動をするとエネルギー元として体内からブドウ糖を取り出して血中に送り出してきます。
すると脳は血糖値が十分だと判断しますので、空腹の指令をブロックしてくれるのです。しかもこれ、カロリーを大幅に消費してくれるのでダイエットにはうってつけなのです。ぜひ毎日の生活の中に、こうした運動を取り入れましょう。

偽の食欲

お腹が空く理由には本物と偽物があります。
本物とは体がエネルギー不足になり、脳が食欲を呼び覚ますもので、生命を維持するための絶対条件です。
ところが偽物の方はと言うと、まだ体内に充分なエネルギー源があるにもかかわらず、なぜか空腹を感じる状態で、ここで食べてしまうと当然ながらカロリーオーバーとなってしまい、肥満の原因になってしまいます。

このやっかいな「偽の食欲」が湧く原因は人それぞれですが、もっとも困るのが「だらだらと長時間食べ続ける」というタイプです。
本物の食欲であれば一定量を食べれば満腹感が出て、食べるのをストップできるのですが、偽物の食欲は満腹でも襲ってきますからいつまで食べても、どれだけ食べても、もうこれで良いという歯止めがありません。
体重が300キロにもなる例がありますが、これは食欲を制御する遺伝子が欠落しているという病的原因があるのです。
ところが病的原因がない普通の人でも同じ症状が出る場合は、ほとんどがクセや習慣といった類のものですのでコントロールすることは可能です。
お菓子やデザートを目の前に置いておいてから、止めようとするのはストレスがかかり良い結果をまねきません。
もっとも確実な方法は、「家に置いておかない」つまりは「買ってこない」「家に持ち込まない」のが一番です。
その代わり同じ時間帯に趣味に没頭するとか、犬の散歩やジョギングをするなどして、手持無沙汰にならない工夫が必要です。

見た途端に食欲が回復してしまう

フランス料理であれイタリア料理であれメインディッシュの後に必ずでてくるデザートですが、じつはこれがダイエットには大敵なのです。
前菜からメインディシュまでで十分な栄養素もカロリーも摂取できているのですから、人間の体にとっては、まさに余分なカロリー摂取なのです。
でも、これが止められないのですよね。
出てきたデザートを見た途端、また生唾が湧いてくるのですから、いまさら我慢など出来ようはずがありません。
それにしても、デザートはなぜ見た途端に食欲が回復してしまうのでしょうか。
実はこの現象は目からくる視覚が食欲を呼び起こしてしまうのです。
体内のエネルギーが不足して起こる食欲とは異質のもので、満腹状態でもおこる「偽の食欲」と呼ばれるものなのです。
この欲望に負けてしまうとダイエットなどは夢のまた夢となってしまいます。

この「デザートは別腹」という誘惑に打ち勝つ方法はただ一つしかありません。
視覚が呼び起こす「偽の食欲」なのですから、視覚に入らないようにすればよいのです。
ですから、注文する際には「デザートは出さないでね」と言っておくべきなのです。
これはご家庭でも同じことですので、食後にスイーツを出してしまわないように、そもそも買って置かないことがベストな対処法なのです。

ダイエット成功の夢

もしもあなたに趣味になる物が無かったとしたら、朝の片づけを終えてほっと腰を下ろした時、お昼の片づけを終えた3時頃、そして子供たちへの夕食を出し終えてご主人の帰りを待つだけの夜の時間・・あなたはどうやって、その空しいだけの時間をやり過ごすのでしょう。
おそらくは、TVのスイッチを入れぼんやりと椅子に座って、置いてあったお菓子に手を伸ばすのではないでしょうか。
なんの感動も喜びもない無意味な時間の流れの中で、口に入れた甘い菓子の美味しさだけが心を捕えてしまうのです。
この食欲には終わりというものがありません。
そこにあればあるだけ食べてしまいます。
こうしてあなたは肥満への坂道を転げ落ちていくのです。

こうした無意味な時間を無くさなければ、あなたにダイエット成功の夢はおとずれないでしょう。
どんなことでも良いのです、あなたが夢中になれそうな趣味を探してみましょう。
スポーツなら何が好きですか?
お金のかからないのがいいのならジョギングはお勧めです、有酸素運動ですから脂肪を燃焼させてくれますしね。
運動が苦手な方には手芸がいいですよ、両手を使いますのでお菓子に手を出す暇がないからです。

どんな趣味でも良いのです、あなたが心から楽しめて夢中になれるものを探し出してください。

食べて間もない時間なのに

お腹が空っぽのときに感じる食欲は健康な証拠ですが、食べて間もない時間なのにお菓子を食べたくなるのは偽の食欲です。
映画館でのデートにはつきもものポップコーンも、空腹でもないのについつい手をだしてしまいますが、これも偽の食欲がなせる業です。
これと同じように自宅でTVを見ながらお菓子を食べるのも偽の食欲と言えます。

なぜこのような偽の食欲に取りつかれたかと言うと、最初はなにか嫌なことがあったり、むしゃくしゃして居る時に口にしたお菓子の美味しさがくせになってしまったのです。
会社や学校、ご近所さんとの付き合いなど、まわりにはストレスが充満しています。
そんな時に口にするお菓子のなんと美味しいことか・・まさに甘い誘惑です。

もともとお腹はすいていないのですから、口さみしさを紛らわすための食欲で、まさに手が止まらなくなってしまいます。
この偽の食欲には満腹になると言うことがありませんので、そこにあればあるだけ食べてしまいます。
一度この誘惑に負けてしまうと、肥満への坂道を転がり落ちていくのです。

この偽の食欲に打ち勝つには、ジョギングや水泳などの有酸素運動がよいのですが、それよりなにより「お菓子は買ってこない」ということが一番です。
あればつい手が出てしまうのですから、置いておかない、つまりは買ってこないというのが手っ取り早い対処法なのです

心の奥のストレス

過食症は特に子供たちに多くみられ、その原因が学内でのトラブルによるストレスであるといわれています。
子供にとって学校は社会そのものであり、さまざまな予期せぬトラブルが待ち受けています。
それは「いじめ」であったり恋であったりと様々ですが、こうしたストレスに耐えられなくなると、逃げ道として登校拒否や最悪の場合「自殺」という最も悲しい選択をしてしまう子もいます。
「いじめ」や「仲間外れ」に遭ってしまうと、他の子供たちのように下校してからの外での遊びに参加できなくなってしまいます。
どこに寄り道をするでもなく、ただひたすら家へ帰り、引きこもってしまいます。
なんの楽しみもない家の中でストレスを発散させる手段が「ゲーム」であり「おやつ」なのです。
学校での嫌なことを忘れゲームの世界に熱中し、片手には美味しいお菓子を持って食べることこそが快感を与えてくれるようになってしまうのです。
その快感は強烈なものであり、一度味わうと決して逃れることは出来ません。
こうして、いつのまにか子供は過食症になり、肥満への道を走り始めるのです。

このように食欲というものは実に繊細な仕組みの上に成り立っています。
せめて夕食の食卓では、こどもが心からくつろぎ笑顔を見せるような時間にしてあげたいものです。
そうした食事の味わいを知ることで、心の奥のストレスも徐々に薄れていくのではないでしょうか